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10年放棄地の田んぼで稲刈り

10年放棄地の田んぼで稲刈り

5年前に始めた旧吉川地区にあった小学校跡地は昔の石油長者の持ち物でしたが石油長者の没落とともにある地主に方の持ち物になり蚕の桑畑になり蚕の生産とが終焉すると何人かの方々が無償で畑として管理していました。それも戦後、70年たって小作していた方々も老齢化し畑で収穫を上げる時代も過ぎて借り手もなくて数年は野放しでした。国道沿いでもあり草ぼうぼうの畑はは忍びなく思い切って地主の方が一人住まいになったのをきっかけにお願いすると「なじょも(どうぞ」という答えを頂き総勢5名からの出発でした。5年の年月を経て漸く草ぼうぼうから脱出して何とかキャベツ・ニンジン・白菜・ナス・キュウリ・オクラ・紫蘇・トマトなどの家庭菜園で育つ野菜がママ収穫できる程度に進化しました。ところが今年は新型コロナの流行。どうするかな~との試案がよぎっている頃に「たんぼがした~い!」と。放棄地の畑の横にちっちゃな田んぼが1枚。親子ずれの会員さん10家族の子供たちはもうちいちゃな我が家の池のザリガニやメダカには物たらなってしまった様子です。子供たちの要望に押し切られて始まった田んぼ作り。もう六月も半ばでしおれ切った苗を頂き50株を植えました。田んぼの持ち主のおばあちゃんには会うたびに「なんもしなくていねになるかね・「水がなくても稲が米になるかねなるかね」「草田雨情分かね」と度々のご忠告。収穫期「御目さん米が花咲いたね」「穂がでっこくまったね」「たまげた。肥しも水も何のしなくてもこめがなるんだね」と。

無肥料・無農薬・天水だけのお米ができました。理由は10年間、草をはやさないで何も作付けしなかったお陰で少しづつ畑からの肥料が蓄積。草をはやさなかったお陰で病気も虫も生息しなかったお陰です。

いねかり稲刈り当日7家族で大人7人子供十人。秋晴れの空の下お隣の畑での収穫と稲刈りの交代作業。0歳児から10歳の子供たちとママたちの食欲は旺盛。2升のご飯と豚汁で楽しい収穫祭でした。来年は田んぼの脇にビオトープを作りメダカとザリガニを飼うのが子供たちの夢です。

                 


        

 

                        
                                                   

2020-10-03 11:05:54

放棄地の田んぼと畑   |  コメント(0)

 

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